特別展「氷河期展 〜人類が見た4万年前の世界〜」
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展示構成

第1章 氷河期 ヨーロッパの動物

人類が対峙した巨大動物たち

氷河期のヨーロッパ北部は氷床に覆われ、中央部に乾燥した草原地帯が広がり、「氷河期のメガファウナ(巨大動物群)」と呼ばれる大型の動物たちが君臨していました。
過酷な環境を生きた巨大動物とは一体どんな生物だったのでしょうか。
そして、彼らの中で何が絶滅して、何が現代まで生き残ったのでしょうか。

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ケナガマンモス、ラアナライオン、ホラアナグマ、ステップバイソン、ギガンテウスオオツノジカ、ケサイカの写真

第2章 ネアンデルタール人とクロマニョン人

ついに日本初公開!「世界一有名な頭骨」

氷河期を生きたネアンデルタール人とクロマニョン人(ホモ・サピエンス)。その実物の頭骨が日本初上陸します。
ネアンデルタール人はがっしりした体格と強靭な筋肉を持っていたのに対し、クロマニョン人は比較的ほっそりした体格に長い手足を持っていました。
同じ時代を生きていた両者。
しかし4万年前までにネアンデルタール人は姿を消します。
一体何が両者の命運を分けたのでしょうか。

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ラ・フェラシー1号(ネアンデルタール人)© MNHN/クロマニョン1号(クロマニョン人)© MNHN - JCDomenech
パリ国立自然史博物館
https://www.mnhn.fr/fr/homme-de-cro-magnon-1
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第3章 氷河期の日本列島

ついに日本初公開!「世界一有名な頭骨」

南北に長く、多様な環境が広がっている日本列島。人類は最終氷期、約3万8千年前までには日本にわたってきたと考えられています。当時を生きた日本三大絶減動物(ナウマンゾウ、ヤベオオツノジカ、ハナイズミモリウシ)などの動物たち、そして氷河期の日本列島での人類の暮らしはどのようなものだったのでしょうか。

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用田鳥居前遺跡出土石器 神奈川県教育委員会所蔵/ハナイズミモリウシ 岩手県立博物館所蔵/港川人
                                東京大学総合研究博物館所蔵 © The University Museum, The University of Tokyo
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